これから暮らす街を決めるうえで、「子育て支援の充実度」を重視するという方も多いのではないでしょうか。
子育て中の方や、これからその予定という方にとっては、生活のしやすさを左右する大きな要素となりますよね。
そこで今回は、茨木市で用意されている児童手当などの制度について、そして「こんにちは赤ちゃん事業」をはじめとする子育て支援事業についてご紹介していきます。
茨木市の子育て支援!児童手当や「こども医療」を利用しよう
茨木市では、茨木市内に住んでいる方(住民登録のある方)で、中学校を修了前の子どもがいる家庭に対して児童手当を支給しています。
ただし、手当の請求はその児童の養育者のなかでもっとも所得が高い方がおこない、その所得額によって受給できる金額が異なるので注意してください。
また、子どもの人数によっても一部支給額が異なります。
さらに茨木市では、高校を卒業する年齢までの児童であれば、入院、通院費などの保険診療医療費の一部を助成する「こども医療」制度を利用することができます。
助成範囲は、通常の患者負担額から一部を自己負担し、それを差し引いた金額です。
交通費や健康診断、予防接種などにかかるお金は対象外ですが、入院時の食事療養費などは全額助成の対象となっています。
どちらの制度も申請するには請求書類に必要事項を記入のうえ茨木市の「こども政策課」窓口へ提出することになりますが、現在は新型コロナウイルス感染症対策の観点から、郵送での申請が推奨されています。
茨木市の子育て支援「こんにちは赤ちゃん事業」を知っていますか?
茨木市では、いろいろな子育て支援事業を展開しています。
そのひとつが4か月未満の赤ちゃんがいる全家庭を対象とした「こんにちは赤ちゃん事業」で、子育て支援総合センターから保育士などが各家庭を訪問し、育児相談や子育てに関する情報の提供などをおこなっています。
また、仕事をしながらでも子育てがしやすい街を目指して、「ファミリー・サポート・センター」を設置しました。
これは、子育ての支援をしたい方と支援をお願いしたい方を相互扶助の精神のもとでマッチングする会員組織で、保育所の送迎や学童終了後の預かりなどが主な活動内容となっています。
小学生の児童に対しては、放課後や休日に実施されている「放課後子ども教室」という事業もあり、小学校の校庭や教室などを利用した放課後の安全な居場所作りとさまざまな体験活動をおこなっています。
さらに、茨木市では子育て中の保護者を対象とした「親まなびおでかけ講座」という事業も進めており、子育てに関する悩みや疑問を保護者同士で語り合える場を提供しています。
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