賃貸物件を探すときには、家賃や設備などにさまざまな希望条件があるでしょう。
それらの条件を満たす物件を見つけるためには、築年数が目安になることもあります。
今回は茨木市・高槻市・箕面市への居住を検討している方に向けて、賃貸物件の築年数について、希望条件別の目安や覚えておきたいメリット・デメリットをご説明します。
希望条件を満たす賃貸物件を借りるために覚えておきたい築年数の目安
賃貸物件は、築年数によって特徴があります。
希望条件を満たす物件を見つけるためには、どのくらいを目安にしたらよいのでしょうか。
「耐震性」「設備」「家賃」の3つの条件について、ご説明しましょう。
耐震性を重視
耐震性の高い部屋を探したいときは、まず「新耐震基準」が適用された1981年6月1日以降に建てられているかどうかを確認しましょう。
新耐震基準では、震度6~7でも倒壊しない構造が基準とされているため、震度5程度を基準としている旧耐震基準の建物よりも安心です。
さらに、最新の耐震基準が定められた2000年6月以降に完成した物件を選ぶと、より安全性が高くなるでしょう。
設備を重視
モニター付きインターホンや宅配ボックスなど、比較的新しい設備を望むなら、築10年以内を目安にしましょう。
10年以上になると、新しい設備は設置されていないことが多いうえ、既存の設備の老朽化が目立ち始めます。
故障したり、不具合が生じたりすることも考えられますから、注意しましょう。
家賃の安さを重視
家賃は、築年数が経つほど安くなる傾向があります。
一般的に、完成から10年経つと1割、20年だと2割ほど安くなるといわれています。
ただし、家賃の安さだけにとらわれず、設備や耐震性に問題はないかどうかについてもしっかりと確認しましょう。
賃貸物件選びでは築年数の目安も考えよう!古い物件のメリット・デメリットとは
古い物件は、比較的家賃が安い傾向にあります。
そして、古い物件も候補に入れると、選べる幅が広がることもメリットです。
リノベーションされている部屋なら、新築より安い家賃できれいな部屋を借りられるかもしれません。
デメリットは、耐震性や設備などに不安があること。
ただし、耐震性については、補強工事がされていることもあります。
また設備などは、しっかりとメンテナンスされていれば、年数が経っていても状態がよいことも考えられます。
築年数は目安のひとつにはなりますが、それだけを基準にするのではなく、他の要素も合わせながら検討するとよいでしょう。