部屋のプライバシーを確保するために必要なカーテンは、新生活を始めるまでに用意したいもののひとつではないでしょうか。
遮光や防寒などの機能性も考えて、部屋に合ったカーテンを選びたいものです。
今回はカーテンの役割や種類、選び方のポイントを詳しく解説します。
賃貸物件でも必須のカーテンの役割・種類・選び方のポイント
カーテンの役割
●通行人や隣人からの視線を遮断し、プライバシーを確保する
●夏の暑い日差しやまぶしい朝日など、窓から入る光の量を調節できる
●外からの冷気をシャットアウトしたり部屋の暖気を外へ逃がしたりしないなど、防寒や遮熱効果がある
●車の走行音や話し声など屋外からの騒音を軽減してくれる
●防炎素材のカーテンを選べば、火事の際延焼を遅らせられる
カーテンの種類
ドレープカーテン
一般的な横開きタイプで、厚手生地が使用されている機能的なカーテン。
レースカーテン
ドレープカーテンと組み合わせて使われることが多い、薄手のカーテン。
自然光を取り入れながら、光を反射し室内を見えにくくする機能が備わっているものもあります。
ブラインド
はねの角度を変えたり巻き上げたりして採光を調整するカーテン。
太陽光や風を効率よくシャットアウトしてくれます。
ロールスクリーン
布をロールで巻き上げて収納できる、スッキリした印象のカーテン。
かさばらないので火を使うキッチン周りや部屋を仕切る間仕切りなど、いろいろな使い方ができます。
カーテンを選ぶときのポイント
●部屋の間取りや窓の方角などを参考に、どんな機能が必要か考慮する
●事前にサイズを測り各窓に合わせたサイズを選ぶ
●賃貸物件では取り付ける際木枠などを傷つけてはいけないケースがあるので、既存のカーテンレールやつっぱり棒を使用するカーテンがおすすめ
賃貸物件のカーテンサイズの選び方・測り方のポイントは?
まず、サイズを測るまえにカーテンが必要な窓の場所や数を把握します。
トイレや脱衣所の小窓にも必要な場合があるので、見落とさないように気をつけましょう。
次に、カーテンの幅を測ります。
幅のサイズは、単純に取り付けるカーテンレールの長さを測ればOKです。
もしドレープをたっぷり持たせたい場合は、少し長めに設定しましょう。
最後に、カーテンの長さを測ります。
腰窓の場合、カーテンレールから木枠までの長さに15cm~20cmプラスしたサイズが最適です。
ぴったりなサイズだと、カーテンの下から冷気や光が入ってしまうので注意しましょう。
掃き出し窓は、カーテンが床につくと裾が汚れてしまうので、カーテンレールから床までの長さからマイナス1cm程度のサイズがおすすめです。