一人暮らしのお部屋は、自分だけのお城です。
「こんなお部屋にしたいな」「こういうインテリアで統一したい」など、さまざまな理想を思い浮かべるのではないでしょうか。
とは言え、夢を実現するためには多くの現実と向き合わなければいけません。
間取りもそのひとつ。
広ければ家賃も高くなりますし、お掃除も大変です。
今回は一人暮らしにおすすめの間取りから、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
一人暮らしにおすすめの間取り①1R・1Kのメリット・デメリット
一人暮らしの代表的な間取りである1Rと1Kのお部屋についてご紹介します。
〇1Rとは
1R(ルーム)とは、仕切りのない1部屋だけの間取りのこと。
玄関を入ってからドアなどの仕切りなく居室となり、その同じ空間内にキッチンがあります。トイレやバスルームの扉もすぐ居室につながる形になります。
【メリット】
●家賃を抑えられる
●生活動線が短い
【デメリット】
●居室が狭い
●自炊する人には不向き(キッチンが狭い、部屋に料理の臭いがこもるなど)
●玄関から部屋の中が丸見え
〇1Kとは
1Kとは、居室とは仕切られた空間にキッチンが付いているお部屋を指します。
1Kタイプのキッチンは大きさ4.5帖未満になりますので、けっして広くはありません。
居室とお部屋が完全に分かれているため1Rよりもお部屋が広く、また居室部分を好きなようにアレンジすることができます。
【メリット】
●玄関と居室に仕切りがある
●トイレやバスルームの扉は居室と別にあるので、来客時でも安心して入ることができる
●家賃を抑えつつ、自炊をする人向き
【デメリット】
●1Rより家賃相場が高い
●キッチンは比較的狭い
●冷蔵庫はキッチンではなく居室に置くタイプの部屋もあり
一人暮らしにおすすめの間取り②1DK・1LDKのメリット・デメリット
続いては、1DKと1LDKのお部屋についてです。
〇1DKとは
1DKは、1つの居室に加えダイニングキッチンが別の空間にあるお部屋になります。
1Kとの違いは、キッチン以外にダイニングスペースもあること。
また、キッチンも4.5帖から8帖未満の広さがあるため、1Kよりもゆったりとしたキッチンスペースが確保されています。
ダイニングテーブルを置いたり、ストック食材を片付けておくことができるスペースを確保したりすることが可能です。
【メリット】
●キッチンスペースがしっかり確保されている
●条件によっては1Kとあまり変わらない家賃のものもある
【デメリット】
●築年数の古い物件が多い
●1Kより家賃相場は高め
〇1LDKとは
1LDKは居室以外に、リビング(L)・ダイニング(D)・キッチン(K)を設けているお部屋になります。
キッチンの大きさも8帖以上であるなど、かなりゆとりをもった空間です。
テレビを見たり普段ゆったりとくつろいだりする空間と、寝室として使用する空間を完全に分けることができるので、メリハリのある生活を送ることができます。
【メリット】
●部屋が広い
●リビングと居室を分けて生活することができる
【デメリット】
●家賃が高い
●お部屋が広い分、掃除が大変