仲がいい友人同士やカップルなど、二人暮らしを検討している方もいらっしゃることでしょう。
二人暮らしは一人暮らしのときとは異なり、それぞれのプライベート空間を確保することを考え、お互いがストレスをためずに生活できることを想定したお部屋選びが大切になります。
今回は二人暮らしにおすすめする間取りを、メリット・デメリットとともにご紹介します。
二人暮らしにおすすめの間取り①1DK・1LDKの場合
まずは居室が1つの1DK・1LDKタイプで二人暮らしをする場合のメリット・デメリットです。
お部屋が1つしかないタイプのため、お友達との二人暮らしよりもカップルの二人暮らしに向いている間取りになります。
1DK
1DKとはダイニングキッチンの広さが4.5帖以上8帖未満のお部屋で、ほかに居室が1つあるお部屋を指します。
〇メリット
●家賃を抑えることができる
●常に2人一緒
〇デメリット
●ケンカしたときなど、お互いのプライベート空間がないとつらい場合も
●築年数が古い物件が多い
1LDK
1LDKは居室以外にリビング・ダイニング・キッチンがあるお部屋です。
居室は1つですがLDKの大きさが8帖以上となり、1DKよりも余裕のある空間づくりをすることができます。
〇メリット
●くつろぐ場所と寝室を完全に分けることができる
●自炊する人にも向いている
〇デメリット
●1DKと比べて家賃は高め
●1DK同様、個人のプライベート空間が確保しにくい
二人暮らしにおすすめの間取り②2DK・2LDKの場合
リビングなどの共有スペース以外に2つのお部屋がある2DK・2LDKタイプ。
しっかりと個々のプライベート空間を確保することができるため、カップル以外の友人同士で二人暮らしする場合も快適に過ごすことができます。
2DK
居室2つにダイニングキッチンがあるお部屋タイプです。
ダイニングキッチンの広さは1DKと同様4.5帖以上8帖未満になります。
〇メリット
●広さのわりに家賃が安め
●使い方によっては1LDKと同じような、フレキシブルな使い方ができる
〇デメリット
●かつて流行した間取りのため、築年数が古め
●自炊派にはキッチンスペースが若干手狭な印象も
2LDK
居室2つにリビング・ダイニング・キッチンが備え付けられているお部屋です。
この間取りになると、新婚さんやファミリーで生活する方も多く見受けられます。
〇メリット
●ゆったりとした空間を確保することができる
●カップルなら結婚後も同じ部屋で生活することができ、引っ越し費用などの節約にもなる。
〇デメリット
●家賃が高い
●個々に独立した空間を確保するため、生活がすれ違うと顔を会わせないことも。