賃貸物件を探す際、まず家賃をどれくらい払えるのかを考えなければなりません。
しかし初めて賃貸物件で暮らす方は、生活費がどれくらいかかるのかを把握できないでしょうし、おおまかな目安が知りたいですよね。
そこで今回は、賃貸物件をお探しの方に向けて、収入に対する家賃の目安と、決める際のポイントについて解説します!
賃貸物件を探すポイント!収入に占める家賃の適正な割合を知ろう!
賃貸物件の家賃は、収入の30%ほどの金額で抑えるのがよいと一般的には言われています。
しかし、この割合で負担が大きいと感じる人もいれば、反対に余裕のある生活をしている人もいますよ。
たとえば、どうしても気に入った物件に住みたくて、家賃が収入の40%ほどの部屋を借り、その分食費を抑えて、貯金までしている人。
反対に家賃は収入の20%ほどの金額であっても、趣味に使うお金が多く、生活が苦しいという人もいるかもしれません。
また家賃の割合をあえて低くして、余裕を持って生活している人や、毎月貯金している人もいるでしょう。
このように、収入の約30%が適正な割合かどうかは、ライフスタイルによって違います。
とはいえ、賃貸物件の家賃を決めるおおまかな目安になります。
まずは収入の約30%を、家賃の上限として考えてみるとよいかもしれませんね。
賃貸物件の家賃は収入だけで決めない!シミュレーションして家計をチェック!
おおまかな家賃を設定したら、家計をシミュレーションしてみましょう。
家計を考える上で大切なポイントがありますので、いくつかお伝えしますね。
●収入は手取りで考える
●家賃には住宅にかかる費用も含める
●固定費をしっかりと把握する
まず家計を考える上で重要なのは、収入は、社会保険料や税金が引かれたあとの、「実際に手に入る手取り金額」で考えることです。
次に、家賃については、管理費や共益費、インターネット回線使用料などを含めて考えましょう。
マイカーを持っている方は、駐車場代も忘れずにプラスしてくださいね。
さらに毎月必ずかかる固定費を把握しましょう。
一人暮らしの人の水道光熱費は、合計で1カ月当たり約10,000円が相場だと言われていますし、食費は1日当たりいくらかを仮に決めて、1カ月分のおおまかな金額を出すとよいかもしれませんね。
趣味にかかる出費が毎月決まっている方は、毎月の出費として家計に加えてシミュレーションしてみてください。