通勤通学に電車を利用する人にとって、駅近であることは外せない物件選びの条件であると言えます。
とは言え、駅近だからと言ってメリットばかりとは言えません。
メリットと同様にデメリットについても把握し、そのうえで物件選びを進めたいものです。
今回は駅近物件のメリットとデメリットについてご紹介します。
駅近の賃貸物件のメリットとは?
定番人気の駅近物件のメリットを今一度整理していきましょう。
①通勤・通学に便利
駅近物件を選ぶ、もっとも大きなメリットと言えるのが「電車での通勤・通学が便利」という点ではないでしょうか。
基本的に移動手段は車という地域の場合には当てはまらないと思いますが、毎日の公共交通機関を利用する方には、大変魅力的なメリットです。
②買い物が便利
基本的に駅の周辺には飲食店やコンビニ、または商店街などが揃いやすい環境であると言えます。
③夜道も安全
女性の一人暮らしなどの場合は特に、夜道の一人歩きは危険です。
駅近であれば人通りも多く、人気のないところを通らなければいけないという可能性はグッと減ります。
④友人や家族を呼びやすい
駅から遠いと移動が大変だからなかなか友人を呼べない、遠方に住む家族が訪ねてくる際には毎回案内しないといけない…なんていうケースはよく耳にするものです。
最寄り駅から近ければ、訪ねてくる人が大変な思いをしなくていいというメリットがあります。
駅近の賃貸物件のデメリットとは?
続いては駅近物件のデメリットについてご紹介します。
①騒音に悩まされる可能性も
駅に近いということは、当然電車が近くを通るわけです。
建物も防音対策が成されている可能性が高いですが、築年数が古かったり、駅近なのに格安物件などの場合には要注意です。
電車だけではなく、駅周辺は繁華街や人が集まりやすいポイントでもあるため、音が気になる可能性は高いと言えます。
②近隣物件と距離が近い
賃貸物件だけではなく、駅周辺はさまざまな物件が立ち並んでいます。
マンションや商業ビルなども隣接していることが多く、そのために隣の物件の中を窓から覗けるような距離感だったり、音が響きやすかったりというデメリットがあります。
③相場よりも家賃が高め
「相場」とは、その地区周辺の平均的な家賃のことを指しますが、駅近物件の場合、相場より若干高めの傾向にあります。