大阪府には大阪エコ農産物という認証制度があるのをご存じでしょうか?
環境にやさしい農業に取り組む農業者を支援するための制度で、消費者にとっても安全な食材を手に入れられると注目されています。
今回は大阪府の大阪エコ農産物と、箕面市の取り組みを見ていきましょう。
箕面市でも実施!地産地消の取り組み大阪エコ農産物とは
大阪エコ農産物は、農薬や化学肥料の使用を抑えて栽培された大阪府が認証する農作物です。
大阪エコ農産物は水稲・大豆・野菜・果樹・花で、大阪エコ農産物には認証マークが貼られ、誰が作った農産物なのかがわかるようになっています。
農薬や化学肥料はおよそ半分以下に抑えられているため、手間暇がかかっているのが特徴です。
農薬の使用を抑えているので虫がつきやすいのが難点ですが、土の表面をポリフィルムなどで覆うことで害虫や雑草の発生を抑える、べたがけ栽培などが取入れられています。
大阪エコ農産物の認証を得るためには、栽培計画・実績の提出や審査が必要です。
さらに、出荷前には農場の現地確認もおこなわれています。
箕面市で大阪エコ農産物が購入できるのは、箕面中央朝市やみのお駅前ふれあいプラザ朝市で、安全な食材ということで箕面市内の学校給食にも使用されています。
大阪エコ農産物の販売を積極的に支援してくれるお店は、大阪エコ農産物登録販売店として登録。
その活動の成果もあり、2008年には916名の生産農家でしたが、2010年には1042名の生産農家にまで増えました。
大阪エコ農産物のうち野菜については、エコ野菜と呼ばれて注目されています。
箕面市の朝市で地産地消の取り組みを!人気の朝市とは
箕面市で採れた食材を中心に、地産地消に取り組んでいる朝市があります。
それが、止々呂美ふれあい朝市・箕面駅前ふれあいプラザ朝市・石丸ヘルシーファーム朝市・箕面中央朝市です。
その中で、大阪エコ農産物の販売をしているのは、箕面駅前ふれあいプラザ朝市と箕面中央朝市になります。
箕面駅前ふれあいプラザ朝市では大阪エコ農産物の他、椎茸などの特産物も販売されていて、地元の方はもちろん遠方から買い物に来られる方もいるようです。
箕面中央朝市は箕面市の農産物や大阪北部の豊能エリアの農産物など、商品がたくさん揃えられています。
朝市で販売されている農産物は数に限りがあるので、購入したいものがある場合は早めに来店するといいでしょう。
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