はじめて部屋を探す人にとって、流れがわかりにくいかもしれません。
知識として得ておきたいのは、部屋の探し方と契約の仕方です。
大まかな流れを把握して、スムーズに新生活をスタートさせてみましょう。
この記事では、部屋の決め方と契約の仕方についてご紹介します。
賃貸物件の探し方の流れ
まずは、賃貸物件探しの流れを把握しておきましょう。
探す期間の目安は1週間~3か月くらいです。
具体的な賃貸物件探しの流れは、自宅で部屋を探す、不動産会社に行く、内見、入居審査、契約手続き、物件の引き渡しです。
不動産会社への訪問からは、担当者に任せれば迷いません。
迷いやすいのは部屋の比較で、この期間が短ければ最短1週間で入居は可能です。
時間がかからない部屋のみつけ方を知って、効率よく進めるようにしてください。
まずは、住みたいエリアを絞りましょう。
エリアの絞り方は、通勤や通学に便利か、駅から徒歩何分か考えます。
また、どのような生活を送りたいかによって、適したエリアが変わるでしょう。
たとえば、買い物に便利な地域がいい、公園など自然があるエリアを選びたい、深夜まで営業しているお店があったほうがいいなどです。
具体的なエリアが決まったら、次は物件の広さを比較しましょう。
1人暮らしなら1R~1DKくらい、2人暮らしなら1LDK~2LDKがおすすめです。
注意したいのが、1Rと1Kの違いです。
1Rは居室と台所が同じですが、1Kは居室と台所が別になっています。
また、1Rの部屋の広さは、台所と玄関を含んだ広さのため、注意してください。
実際の広さについては、内見して確かめるのが一番です。
部屋探しの条件が決まったら、賃貸情報サイトで物件探しをはじめてください。
賃貸物件の契約の仕方の流れ
気になった部屋がみつかったら、取り扱いの不動産会社へ行きます。
不動産会社では、気になる部屋だけでなく、似た物件も紹介してもらいましょう。
複数を紹介してもらう理由は、画像や文字だけの情報と、実際に内見した場合では印象が異なるためです。
また、賃貸情報サイトに掲載されていない、新しい物件を保有しているかもしれません。
注意したいのは、どの部屋も人気があるところから順次埋まってしまう点です。
1日でも早く不動産会社に連絡して、内見から契約までスムーズに進めるようにしてください。
内見した当日に契約できるよう、源泉徴収書を持参しましょう。
不動産会社で入居申込書に、住所や氏名、勤務先などの情報を記入したら申込みます。
本人の源泉徴収書などの収入証明書と、連帯保証人の収入証明書を提出してください。
なお、審査にかかる期間は、2~3日程度です。
場合によっては審査に1週間かかるケースもあるため、余裕をもつことが大切です。