自分や家族が住みたいところを探す場合には、その地域の魅力や特色をしっかり把握したうえで生活基盤を作りたいですよね。
防災面や安心安全の取り組みなどを確認しておくことも大切です。
今回は、大学と自治体が連携して地域の人々に解放されていて、防災機能も充実した茨木市の岩倉公園についてご紹介します。
物件の下見の時など茨木市にお出かけの際には、立命館大学キャンパスのすぐそばにあり、開放的な岩倉公園をチェックしてみてください。
茨木市にお出かけの時は岩倉公園の防災機能をチェック
岩倉公園は工場跡地を大学と茨木市が協力して整備してできた公園で、災害が発生したときには最大6,600人の市民が避難できる一時避難所でもあります。
公園内には非常用トイレや倉庫の整備はもちろんのこと、公園の中で市民に楽しんでもらうために設置された遊具を災害発生時には実用品として使用することができるなど、公園として優れた機能を持っています。
施設や設備のもつ防災機能ばかりではなく公園を核として、日頃お出かけのショッピングセンターと災害時物資提供の協定も結ばれているため茨木市住民に安心感を与えてくれる公園にもなっています。
近くに大学の建物がありますが公園とキャンパスとの境は感じさせないデザインとなっており、グッドデザイン賞を受賞した大学の建物と岩倉公園の景観は一体ものとして感じられ、防災機能もあることから安心安全の公園として人々に親しまれています。
茨木市の岩倉公園にお出かけして防災設備も確認
岩倉公園の駐車場にあるマンホールは直接下の汚水管に流せるようになっていて、21もあるその大きな穴で大勢の避難者が押し寄せてきたときに真っ先に困ることになる災害時のトイレ機能として活用することができます。
普段は公園のベンチですが、災害時には一部を外して避難者への炊き出しのためのかまどとして利用できるようになっていたり、停電時にあかりを提供できるように公園の照明が風力と太陽光を利用したハイブリッドの設備が導入されていたりします。
また、普段は休憩施設と使っている公園のあずまややパーゴラは災害時にはテントを張って救護施設に利用できます。
日頃公園の樹木や草花の散水に使っている雨水貯留槽は、災害時には消火用水としての利用が考えられているなど、あらゆる設備が公園として災害が起きたときのために考えられています。
岩倉公園の住所は大阪府茨木市岩倉町2番地で、アクセスとしては東海道・山陽本線「茨木駅」から徒歩9分のところにあります。
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