大阪府の北部に位置する茨木市は、子どもの教育に尽力しており、市外から引っ越してくる家庭もあるほど人気のエリアです。
そこで今回は、茨木市の賃貸物件を検討中の方に向けて、茨木市の教育関連の取り組みにフォーカスします。
学力向上への「一人も見捨てへん」教育や支援体制について深掘りするので、参考にしてみてくださいね。
茨木市の取り組み①学力向上への「一人も見捨てへん」教育
茨木市での取り組み1つ目は、「一人も見捨てへん」教育です。
スローガンのとおり、学力上位の生徒の引き上げだけでなく、下位の生徒を減少させることにも注力しています。
この取り組みは、ほかの市町村からも注目されており、これまでに150件以上の視察を受けていますよ。
というのも、茨木市は全国学力テスト（すべての教科）で小・中学校が府内の平均、中学校では全国平均も上回るという大きな結果を出しているからです。
また、ゆめ力・自分力・つながり力・元気力を育てることも指針としており、内面力や体力まで伸ばしていけるのも「一人も見捨てへん」教育の魅力です。
キャリアパスポートなどのツールも活用して、それぞれの個性を尊重した教育をおこなっているため、いじめが少ないのも茨木市の特色といえます。
茨木市の取り組み②保育園から中学校まで連携した教育支援
茨木市での取り組み2つ目は、保育園から中学校まで連携した教育支援があることです。
14個の中学のブロックごとに分かれた保・幼・小・中学校が協力して、スムーズな進学のために努力しています。
具体的には、
●ほかのブロックと意見交換の場を設ける
●中学校教員が小学校で授業をおこなう
●連携コーディネーターを通して全体の方向性を共有する
などです。
茨木市では、以下のとおり、子どもたちの教育支援のためのサポーターも数多く配置されています。
●学習支援者（各校に数名）…教員志望の大学生による学習サポート
●学習サポーター（130人）…学習・生活のサポート
●介助員（117人）…支援学級の子どもたちの介助
●中学校部活動外部指導者（90部活）…部活動の充実のためのサポート
●スクールソーシャルワーカー（小中全校）…福祉面でのサポート
●スクールカウンセラー（小中全校）…心理面でのサポート
●生徒サポーター（中11校）…不登校傾向の子どものサポート
●学校図書館支援員（小中全校）…図書に親しめるようサポート
このようなサポート体制により、「授業がわかりやすくなった」「本に親しみをもてるようになった」などの声も高まっています。
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